何か言おうとしても言葉がつまる。
心臓のあたりをさすって持ちこたえる。終わったこともはじまったことも開けた場所も暗い場所も閉じた心も。繋がった人たちも、点と点のままのわたしとあなたも、それでも点でいられるだけでこんなに嬉しいだなんて思わなかった。
怖かった。怖かったことが多かった。
一瞬紐を探したけど首、しめなくてよかった。
今日はお腹が空きました。ついにお腹が空きました。寂しい気持ちと風穴を埋める休符のことすらも愛していく。そんな自信が今だけある。ご飯も食べます。父がつくったビーフシチューを食べます。
右手の人差し指に宿した線が最後までスティックとわたしを繋いだままでいてくれて、月並みなことも月ほど大きければ全然それでよくて、大切なことはぜんぶお互いのなかにあります。
そういえば初恋の照明ピンクだった。ピンクだけじゃなかったけれど照らされたみなさんを見て、ああピンクだって思った。
勝手に春を決めるなと言われて、はい分かりましたと訂正をすることをしなかった。春が本当に来ていてよかったと安心する怯えin心の底。スマートフォンの光で照らさないで。階段を踏み外さないで。
未熟な心も早熟だった心もまだ早かった煙草も目の前に座るパーマの彼女とプルタブのあいてない缶を見てどうでもよくなってしまった。
泣けないことを悔やむの何回目だろう!すべて消したいけどもう消えないことがたくさんある。時には謝り倒します。高くもったプライドから飛び降りることをします。
何回でも言えます。言えるから胸にしまっておくこともできる。距離をとることもできます。
するもしないも自由で、でもそれを選択するのがとても難しいのです。踏み込め踏み込め。事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてんだ。そうだよね。
明日はゲオに行って踊る大捜査線を借ります。そういう気持ちです。
心臓をさすりながらゲオに行くのです。ここにはまいばすけっともスタジオもないけどゲオがあります。君の街にはゲオはあるか?
感謝を述べます。たくさんのことに。できれば直接がいいのだけど、今は一旦これでいかせてください。ありがとうございました。